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井出留美

井出留美

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食品ロス問題ジャーナリスト・博士(栄養学)

報告

食品ロスにならなかったことはよかったですが、ドタキャン自体ありえません。負担は注文した人が負うべきです。 定期的にこのようなニュースが報じられ、人の優しさや善意により食べ物が救われたのはよかったものの、予約した張本人が姿もあらわさず、負担ゼロでキャンセルできてしまうことがおかしいです。柏餅は5月5日に食べるのが一般的。「日付を間違え」て「当日500個キャンセル」はありえません。明らかに悪意を感じます。 再発防止のためには「電話予約は受けない」「予約の場合は必ず来店する」「予約分の全額もしくは一部を事前に払ってもらう」などの方策が店側に必要と考えます。 手間のかかる食品を作っているあるお店では、予約は電話では受け付けていません。必ず来店し、料金を払ってから予約を受け付けています。その日にしか食べられない食品を大量に予約したことに対する責任は、本来、予約者が負うべきです。

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  • 石川智久

    日本総合研究所 調査部長/チーフエコノミスト

    ひとまず、完売できたのは良かったですが、当然ながらドタキャンは許されるものではありません。中小企業に…続きを読む

コメンテータープロフィール

井出留美

食品ロス問題ジャーナリスト・博士(栄養学)

奈良女子大学食物学科卒、博士(栄養学/女子栄養大学大学院)、修士(農学/東京大学大学院農学生命科学研究科)。ライオン、青年海外協力隊を経て日本ケロッグ広報室長等歴任。3.11食料支援で廃棄に衝撃を受け、誕生日を冠した(株)office3.11設立。食品ロス削減推進法成立に協力した。著書に『食料危機』『あるものでまかなう生活』『賞味期限のウソ』『捨てないパン屋の挑戦』他。食品ロスを全国的に注目させたとして食生活ジャーナリスト大賞食文化部門/Yahoo!ニュース個人オーサーアワード2018/食品ロス削減推進大賞消費者庁長官賞受賞。https://iderumi.theletter.jp/about

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